RENAULT21TURBOクアドラ
ルノーフリークとして有名な「ジャン氏」からある日、大変に重いメールが送られてきた。それは、自慢の愛機に関する数枚のデイテール写真と思い入れがたっぷり添えられたキャプションの数々だった。ルノーフリークでない一般人の私には、何の事だかよくわからない用語も多数あるが、深い愛情に満ちたコメントは私の魂を揺さぶるに充分なものだった。
ということで、RENAULT 21 TURBO QUADRAのこだわりのデイテールをジャン氏のコメントも交えて紹介しよう!一部加筆してありますのでご了承下さい。

@基本的には極めてスクウエアな21のフォルム。ジャン氏の言によれば一見地味なフロントスプリッター(スポイラーのことか?)が装着されているだけの地味なクルマとあるが、その実、至る所にジャン氏の海よりも深い愛情が満ちあふれている。それを示俊しているかのように、ボデイカラーは海のように深いブルーだ。

Aダッシュ回りは男の仕事場と言えるだけに、ジャン氏のこだわりは並大抵のものではない。
まず。ステアリングはMOMO RACEの32パイ!!(この!マークはこのハンドルが大変に小さいという意味の感嘆符だからみんな驚くよーに。)
一般的には「かなり重い」と評されている21のパワーステアリングだが、合コンのハシゴで鍛えたジャン氏の強靱な肉体はそれを物ともせず、取り回しの良さからあえて32パイを選択した。
(ジャン氏は車自体に興味が薄れてくるとまず、ステアリングやシフトノブを換装する。これは直接手が触れる部分を変えることによって、運転感覚を違ったものにして車を買い換えたくなる衝動を紛らわせるためらしい。その為にステアリングだけでも10本以上所有しているという事だ。私のまわりにそーいう変な人、いっぱいます。)

そしてシフトノブもアルミの削りだしに交換。
アルファロメオのチューニングパーツを取りそろえていることで有名な埼玉県のショップ、GAPにルノーマーク付きのシフトノブがあるとの噂を聞きつけ、ジャン氏はさっそく訪れてみた。しかしそこにあったのはリバースロック(21はリバースギアを入れる時、シブトノブ根元にあるヘコヘコしたものを一緒に持ち上げなくてはいけません)に対応していない物だった。困惑するジャン氏。しかしそのシフトノブが「神の手を持つ」と呼ばれる「根無し草氏」の魔術によって見事に生まれ変わった!サイズも小さめで、毛むくじゃらのジャン氏の手にもぴったりなじむ。21ターボはFFながら、縦置きミッションのレイアウトをとっている。おかげで元々小気味よいシフトチェンジが可能なのだが、この改良により、シフトフィーリングは極めて満足の行くものになった。今日もどこかでジャン氏は満面の笑みを浮かべながら、シフトをゴキュゴキュ言わせて愉しんでいることだろう。

Bそして元々物置でしかなかったスペースに3連メーターを装着!!左から「油温」「排気温」「過給計」。
排気系をタービンから後ろ全てをステンレスのワンオフマフラーに交換したことから、主治医である「ガレージ岡田」氏から装着を薦められ調子に乗って装着してしまった!しかしサーキットを走るわけでもなく、たまに高速で○00キロ出すことしかない私にとってはとても高価なイルミネーションとなってしまった感がある(^^ゞ

まだまだ続くぞ!