その1

昭和51年式セリカLB2000GT

某友人が20年前に乗っていた、初代セリカリフトバック2000GTである。

今回、久しぶりに写真が発見され、懐かしく思い、掲載してみた。

その友人本人も初めて見る写真だろうと思う。

 

衝撃吸収バンパーのついたこの型は初代セリカとしては最終型にあたる。51年排ガス規制を受けたエンジンはパワーダウンし、当時はあまり人気がなかった。

キャブレターからインジェクション仕様に変わったのもちょうどこの頃だ。

しかし、今見ると、この過渡期的たたずまいが魅力的だったりする。そういえば、北米への輸出仕様もこの衝撃吸収バンパーが付いていた。

この激しく傾斜しているリアウィンドウのおかげで、真夏に後席に乗るととても暑かった事を覚えている。

まあ、四半世紀近くも前の話である。

この友人も病が進行して、今では某イタ車乗りになり果ててしまった。

今度は別の友人が、排ガス規制を受ける前のやつを購入してきて、ブイブイいわせている。

いい加減、もっと大人になってもらいたいものだ(まあ、そういうものこそ愉しいんですけどね)


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