駆け抜ける悦び

1994 BMW318is

ところがBMWを入手して、実際に乗ってみると、なんか今ひとつでした。あれえ?って感じ。

特に乗り心地がピョンピョン跳ねるのとハンドリングが安定しないのはどうも我慢できません。綺麗そうに見えても機関はやはり9年落ちでした。

と、いう事でアシ廻りのリフレッシュにとりかかる事にいたしました。

本当は豪勢にビルシュタインをかませたかったんですが、うう〜ん、困った事にお金が足りない。

困った私がふと、手元にあったチーポ誌を見ると爆安のモンローショックE36用が。なんとビルシュタインの半額以下ではないか!これこそ私の求めていたものだあ!

ものの本によるとE36とモンローのセンサトラックは相性抜群だそうです。しかし、実際に届いたのはリフレックスという新製品です。ううむ、よくわからないが新製品だから、きっと腰が抜ける程、素晴らしいに違いない。

タイヤも終わっていたようなので交換する事にしました。

当時、318の純正タイヤは205-15-60のピレリのP600、あれ、P6000だったかな?

このクルマはとりあえずP6000が装着されてましたが、ピレリって古くなるとタイヤがカチカチに堅くなってロードノイズが凄いんです。

で、今度は、そのお買い得ぶりから「ミシュランのGTスペシャル」と呼ばれているミシュランMXEを装着する事にしました。

しかも195-15-65のサイズダウン。乗り心地良いぞ、きっと。

ホントはホイールも新しいの欲しいんだけど、またいつかね。

318isのM40型ツインカムエンジン。 エンジンルームの後方に収まりフロントミッドシップとも言えるレイアウトになっています。同時期のイタフラ車に較べると実に綺麗にパッケージングされていて、いかにも壊れなさそうです。(実はそーでもないんだけどね)

トランクはまあまあの広さです。どうしても前に乗っていたゴルフと較べてしまうのですが、ノッチバックなので仕方ないでしょう。リアシートが倒れてトランクスルーになるのですがまだ利用した事はありません。

それより強調したいのはボンネットのみならず、トランクフードにも小型のダンパーが2つも付いている事です。

シューと静かな音とともに開くフードは高級感を感じさせてくれます。

で、果たして駆け抜ける歓びは味わえたのだろうか?

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