あの頃のスバル達 その2―

いかにも昭和的な背景に程良くヤレたスバル360が置かれている。かつてはどこでも見かけた風景、まさに過ぎ去った昭和史そのものです。

年式は昭和41年式後期ですね。色はアイボリーでしょうか?ベージュでしょうか?バンパーに付けた四角いバックアップランプ、ホーンリング付きのステアリングが41年式の特徴です。

昭和45年頃の写真。生産後2年くらいしかたたないのに、すでにボロボロですね。もっと大事にしろよと言いたい。

後ろはスズライトキャリイ、さらにはブルーバード310もいます。ああ、みんな写真撮りたい。

家の近所の一杯飲み屋の前に止まっていたスバルを激写!42年後期のスタンダードです。スタンダードというグレードは昔から結構稀少な存在でした。よく見ると後ろの給油口にテープが貼ってあるけどなんででしょう?
同じクルマを前から撮影。ホイルキャップが樹脂製でウインドウモールが省略されているのがデラックスとの相違点です。確かスタンダードはヒーターすらオプションだった気がするけど、昔の人はよくがまんしてたものです。
家の近所でたまたま駐車していたスバルを撮影した。41年後期のスーパーデラックスだが極めてオリジナルテイを保った程度の良さそうな一台。スーパーデラックス専用色であるこのブロンズメタリックは昔はよく見た色だが、現存しているクルマは少ない。

これはかなり古い39年式デラックス。ハンドルが白いエボナイトだ。上の41年式と比べるとホイールキャップ、バンパーの形状、フロントフードのスリットの穴の形なども違います。

このオーナーは生粋のスバリストらしく、現在も同じ場所にFFレックスが止まっています。

ブロック塀にたたずむスバル最終型。この頃はマニアじゃなくて普通の人が乗っているんでみんなノーマルです。

後ろは初代ハイゼットですね。

これは40年式くらいのスバル360。先日、久しぶりにスバルの実車を見たけどホント小さいなあ。あれに家族4人が乗ってドライブに行くのって、今考えると随分と冒険だよね。

まわりはホンダ1300クーペにホンダZ、ブルーバード510バンなど。スバルがそれ程小さく見えないのはまわりのクルマもみんな小さいからです。

おしまい