―余生を送るスバル達―

左写真
オリジナルのまま、いい感じにやれた昭和42年前期式デラックス。
格納式の燃料給油口と筆記体横流れのエンブレムが42年式前期の特徴だ。
リアタイヤのネガティヴキャンバーが格好良い。
このクルマもこのまま朽ち果ててしまったのだろうか。
昭和42年式後期、サテンブロンズメタのスーパーデラックス。
スーパーデラの特徴であるフォグランプをちゃんと備えた好ましい一台。
バンパーに付いたコーナーポールが懐かしい。それ程錆びていないようなので十分にレストアは可能に思えるのだが。 
昭和50年、中学2年の私が早朝散歩していた時に解体屋で発見したスバル。
昭和44年以降の最終型デラックス。
最終型のデラックスではこのクルマのように赤いシートも選ぶことができた。
ルーフ色も赤、黒などバリエーションが増えて、若者を強烈に意識しているのがわかる。1969年の世相を感じさせる。
エンジンフードの伊藤忠のステッカーとリアウィンドウのオーバートップの
ステッカーが懐かしい。
上の写真と同じく早朝の解体屋で発見した昭和42年後期スーパーデラ。
ホワイトタイヤにホイルキャップと、極めて原型を留めている。
あの頃は街のどこにもこんなにも好ましいスバルが溢れていたのだ。

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