僕のチンクの細かい所

僕のチンコ、いやチンクはLタイプという高級バージョンです。

どこが高級かというとダッシュボードが高級この上ない樹脂で覆われています。しかもメーターがラグジュアリー極まりない扇形で、あまつさえシートがリクライニング可能なのです!

で、それ以外は何も付いていない。

元来チンクはスターターレバーを引っ張ってエンジン始動をするのですが、このクルマは通常のキイをひねるタイプにアップ・トウ・デイトされてました。

有り難い事に僕のチンコ、いやチンクは650ccの超ハイパワーバイジョンに換装されてました。

なぜわかるかというと、エンジンのヘッドカバーに650と書いてあるのです。

更に有り難い事に僕のチンコ、いやチンク(しつこい)はノーマルのダイナモからジェネレーターにこれまた、アップ・トウ・デイトされてました。

念の入ったレストアを行ったようでエンジンルームはとても綺麗です。

ボンネットの中は配線なども綺麗に修復されていました。

黒いボックスはガソリンタンクです。

標準で装着されるサンルーフ。室内からも開ける事ができます。

2cvのガバッと開くキャンバストップを経験しているせいか、開放感は思った程ではないなあと思いました。

それよりも、この開いたサンルーフ。全く固定しないで畳むだけの仕組みなんだけど、高速走行でも大丈夫なんでしょうか?

フィアット500は昔に較べると、部品が豊富で入手しやすく、また価格もリーズナブルなようです。

そんな所も大きな魅力と言えるでしょう。

元来Lタイプは、バンパーにパイプで出来たガイドが付きます。

確かにリアエンジンのクルマって、リアからの眺めが魅力的です。

この可愛さにだまされて?フラフラと購入した方も多い事でしょう。私もそのひとりですが

チンクで一番魅力的なカットは斜め俯瞰からの眺めでしょうか。

ルーフからエンジンフードにかけての丸々としたラインが微笑ましいですね。設計者ダンテ・ジアコーザ博士はこのスタイルを機能を追求した結果に過ぎないと言ってますけど、信じがたいなあ。

上級車であるフィアット600は同じようなボディラインでありながら、全長がやや大きい為でしょうか。もう少し直線的で自動車として常識的なデザインになっています。

実はフィアット500は昔からの私の憧れでした。(こればっかりだな)

で、不惑の年になってやっとステアリングを握る事ができたんですが、あれ?ギアが入らないぞ。おお、まっすぐ走らない、など問題もいくつか見られました。

エンジンは650でパワーもあるし(フィアット500の割には)調子いいんだけどねえ。

と、いう事で折りを見つけ工場入りさせて、いろいろ改善を施していきたいと思います。

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