BMW320IA

91年式のE30型BMW320。色はダイアモンドブラック。他社に先駆けてプロジェクターヘッドランプを採用したE30の後期型。この型のBMWを形容する最も有名なフレーズは「六本木カローラ」だ。当時、バブル景気に浮かれる日本中で高級外車がブームになり、BMW、ベンツが売れに売れたそうな。3シリーズもひとつ前の型、E20まではマニアックな外車というイメージが強かったものだが。 車齢10年を越えても尚、ボデイの作りはしっかりしている。さすが高級外車である。

今日久しぶりに後継車のE36に乗ったのだが、まさに地にアシが着いたしっかり感に目がくらむ思いだった。。これこそ日頃、イタ車だフランス車だヒストリックカーだとフラフラしている私達に一番欠けている要素ではなかろうか。ああ、久しぶりにまた真人間に戻りたくなったなあ。10年前ならハイソな山の手の上流階級の人しか買えなかったベンベが、こんなリーズナブルな値段で庶民の食卓に並ぶとは。なんと幸せな事だろう!マジでスパイダー売ってBMWのE30かベンツのW124でも買おうかなあ。