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機関の手入れを終え、自宅へ帰還したスパイダー。休む暇もなく、次は外装のキモ、ヘッドライトカバーの装着にとりかかる。 |
まず、ヘッドライトリムを取り外し、ライトそのものを引っ込める作業にとりかかる。この工程はよく見ていなかったのだが、ライト裏にスチール製?の丸いカバーがあるようだ。 ちなみに私の乗っている最終型は、フェンダー裏の全面に樹脂のカバーでおおわれてライトどころか何も見えない。 ライト周りの切り欠きにライトカバーの凸部をはめこむ。シリーズ3以降はこの切り欠きがないので加工が必要。 |
ライトまわりに細いリングを装着した後(実はこれが一番大変だったらしい。リングをはめるボデイ側のツメが腐食などで何度も板金したらしく、分厚く変形して、リングがはまらないのだ)ノーズ先端に穴を1カ所開け、カバーを取り付け、金属クリップで止める。 |
光軸調整などして完成。ボデイとカバーのフィッテイングはイマイチというかイマサンというか、合わない部分はまるっきり合っていない。そもそもこのクルマのノーズ形状が新車時のラインをそのまま保っているかも大いに怪しいし、ま、いいか。 これで、やっと外観はシリーズ2イタリア仕様の本来の姿に還った。やはりキリリと引き締まって美しい。 |
これで、空気抵抗が若干なりとも改善された筈なので、試走して見る。しかし、残念ながら何も変化はなかった。 それにしても格好良いなあ。勇ましい爆音が聞こえるようです。これぞイタリアんスポーツ。グラッチェ。 |